こんにちは!流山市で土日も受付をしている「ひれがさき整骨院」です!
今回は誰もが一度は経験したことがあるであろう「寝違え」について解説していきます。
ココがポイント
・寝違えは普段の姿勢が関係している
・寝違えの治療は時期と痛みによって変わる
そもそも寝違えって何?
寝違えとは寝起きの動作や寝返り動作で首や肩回りの筋肉を伸ばして損傷してしまうことをいいます。
寝違えしやすい筋肉として「僧帽筋」と「胸鎖乳突筋」があり、特に僧帽筋は寝違えが非常に多い筋肉と言えます。
ここでは主に首のお話をしますが、背中を痛めたりすることもあります。
寝違えのそもそもの原因って?
実は寝違えって突然なるものではなく、ある程度首や肩回りのコンディションが悪かったりするとなりやすいのです。
例えばパソコンなどの長時間頭が前に出た状態で仕事や作業する人は首、肩、肩甲骨周りの筋肉がよくない状態で固まってしまいます。またテレビを見る時も正面にテレビがなく、右に偏っておいてあると片方だけ負担が強くかかってしまったりします。
その良くない状態で固った筋肉をケアをしていないと寝返りや立ち上がりの際に、筋肉が急激に伸ばされて寝違えを起こしてしまうのです。
つまり基本的に寝違えは首周囲の筋肉の状態が悪い人に起こりにくい怪我といえます。
首周りの筋肉が特に柔らかい赤ちゃんは寝違えないですからね。
寝違えの治療
寝違えの治療は時期と痛みの具合によって異なります。それぞれ見ていきましょう。
急性期・初期・痛みが強い時期 受傷後~2日
この時期は患部自体を刺激するとかえって痛みが強くなる事がありますので、患部への刺激は最低限にします。
基本的に痛みが出ない姿勢の確認と、ES530による痛みの軽減・炎症の軽減、テーピングによる痛みが出ている筋肉のサポートを行い、痛みの具合によっては頸椎カラーといって首のコルセットを巻きます。え、大げさだなぁ。と思われるかと思いますが、痛みが強いとコルセットはあった方が楽ですし、何より早く治るならそっちの方がいいですよね。
状態によっては姿勢調整を行います。
中期・痛みが軽減してきたら 3~6日程度
この時期に入ったら軽いマッサージなどを行い、患部周囲の負担がかかり固くなってしまった筋肉などを緩めていきます。
この時期は最初と比べ痛みがおさまってくるので「最初と比べていいから」と油断して無理な姿勢をし、また悪化してしまう事があるので油断は禁物です。
またこの時期も姿勢調整を行っていきます。
後期・痛みを感じにくくなってきたら 7日~
この時期からはマッサージなどである程度筋肉に柔軟性を出したあと、筋肉は動かして初めて正しい状態となりますので積極的に動かしていきます。
また再発防止のために日常生活での姿勢のアドバイスや簡単なエクササイズなどのアドバイスを行います。
寝違えの予防
何度も寝違えを繰り返してしまう人もいるでしょう。そんな方にいくつか予防方法をお伝えしたいと思います。
寝違えは上でも書いたように首・肩周りの筋肉の状態がよくないと起こりやすいのです。逆に考えれば首・肩周りの筋肉に柔軟性があればなりにくいとも言えます。
具体的には2つポイントがあります。
- 普段の姿勢を気を付ける
- 普段から簡単なケアをする
普段の姿勢を気を付ける
普段から前のめりの姿勢や同じ姿勢が多い方は寝違えになりやすいと言えます。
予防方法として・・・
- 仕事であれば長時間同じ姿勢にならないようにいつもよりも多めに休憩を入れる。
- テレビをよくみるのであれば同じ角度で見過ぎない
- スマホは座ってばかりでなく、寝て使ったり姿勢を変える
など「同じ姿勢」を長時間とらないことで寝違えの予防になります。
普段から簡単なケアをする
どうしても同じ姿勢が多くなってしまうこともあると思います。そんな時は簡単なケアをしてあげましょう。
- 肩甲骨周りを動かす
- お風呂にゆっくりつかる
- マッサージをする
肩甲骨周りを動かす
寝違えをしやすい僧帽筋は肩甲骨と密接な関係があります。肩甲骨を動かすことで僧帽筋も緩みやすく、寝違えの予防になりますので積極的に動かしましょう。
お風呂にゆっくりつかる
筋肉がかたまっている状態というのは循環が悪くなっている状態ですので、お風呂にゆっくりつかって循環をよくしてあげるのも効果的です。
ぬるめの温度で首までしっかりつかりましょう。
合わせて上の肩甲骨を動かす運動をしてあげるとより効果的ですね。
マッサージをする
自分でケアするのはちょっと面倒だな。
そう思う方はマッサージやストレッチなどを受けるのもおすすめです。
基本的に人は面倒なことを後回しにするもので、痛みが出てから慌ててどうにかしようとします。ですがそこは面倒でも定期的にケアをしておくだけで、寝違えをするリスクはグッと下げることができます。
ひれがさき整骨院では筋緊張性頭痛や肩甲骨を中心とした施術も行っています。土日もやっているので、お困りの方はお問い合わせ下さいね。
寝違えはいきなりならないし、癖にもなりません
中には寝違えはクセになると思っている方もいますが、普段から良くない姿勢を取っている人は何度でも寝違えになってしまします。クセというよりも生活習慣というわけですね。
普段より常に正しい姿勢を維持することは難しいですが、意識をすることや簡単なセルフケアをすることで寝違えが起こるリスクはグッと減ります。
状態に合わせた治療をし、日常生活で負担がかかることを減らす事で寝違えの状態は早く改善していきます。
日常生活の過ごし方で寝違えのリスクは上がっていきますので意識することが大切です。
寝違えでお悩みの方はひれがさき整骨院へ
千葉県流山市大字鰭ケ崎1448 第一鈴木ビル 1F
流鉄流山線 鰭ヶ崎駅 徒歩1分
つくばエクスプレス・JR武蔵野線 南流山駅徒歩11分
定休:火曜、金曜