ぎっくり腰について。治療や予防方法、クセにしない方法

こんにちは!流山市で土日も受付をしている「ひれがさき整骨院」です!

 

季節の変わり目、特に冬に入る時期というのはぎっくり腰が増えるものです。

一度やるとその恐怖からぎっくり腰に敏感になり、恐怖を抱く人も少なくないのではないでしょうか。

 

今回はそんなぎっくり腰について、種類原因治療方法ぎっくり腰にならないように気を付ける方法を解説していきます。

 

そもそもぎっくり腰の種類ってどんなのがあるの?

ぎっくり腰は人により様々ですが、基本的には下の3つが多いです。

  1. 骨盤の関節「仙腸関節」
  2. 腰の筋肉「脊柱起立筋」
  3. 腰の関節「椎間関節」

1の仙腸関節(せんちょうかんせつ)は骨盤の関節で、年齢とともに動きが悪くなり問題が出やすいポイントです。腰・足からの影響を強く受けるので痛みがでるとやっかいな部分です。

2の脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)は腰の筋肉ですが、いわゆるぎっくり腰はこの筋肉を痛めることが多いです。今回の記事はこの脊柱起立筋に注目していきます。

3の椎間関節(ついかんかんせつ)は背骨にある関節の1つです。一応ここでも書かせて頂きましたが、椎間関節を痛めることは少ないです。

 

それでは2の脊柱起立筋の注目していきましょう。

 

冬になるとぎっくり腰が増える理由

腰に限らず筋肉を痛めるケースというのはいくつかの原因があります。

  • 筋肉の柔軟性が少なくなっている
  • 寒くなり筋肉のコンディションが落ちている

がとても多い理由です。これらは自分で感じなくても悪化していっているので困ったものです。

更に季節柄

  • くしゃみ・咳で腰の負担が増える
  • 年末年始で忙しい
  • 寒くて動きが減る

といった問題もプラスされます。

 

このように元々の負担に季節の問題がプラスされるので、冬はぎっくり腰が増える時期と言えます。

 

ぎっくり腰の治療方法

ぎっくり腰の治療ですが、痛めてからの時期により変わってきます。またどこを痛めたのか?どう痛めたのか?によっても変わるので「ぎっくり腰の治療はこれ!」と決めつけることはできません。

ですのでぎっくり腰全般に言える治療方法をご紹介します。個別にどうしたらいいのか?の相談はお電話を下さい。

ぎっくり腰治療 初期

ぎっくり腰の最初は痛みが強く、思うように動くことができません。

痛みのピークは大体2~3日で、そこからは段々と痛みは減り2~3週間程でだいぶ動けるようになるでしょう。

 

初期の治療としては患部の負担を減らす為にテーピングやコルセットと行います。また痛みの調節のためにES-530のHi-Voltageとマイクロカレント治療を行います。

患者さんによっては寝返りや日常生活のアドバイスをさせて頂きます。

何もしなくても痛みが強いようならお風呂など温めることはしないようにして頂き、就寝も横向きなど腰の負担のかからないポジションで寝ましょう。

 

ぎっくり腰治療 中期

痛みの一番強い時期が過ぎてそこそこ動けるようになったら、安静にしていた患部を動かしていきましょう。歩けるようなら歩くことが望ましいです。

以前は安静に安静に・・・が主流でしたが、近年では動けるようならどんどん動くは主流の治療となっています。安静にしすぎるのもよくないということですね。

治療としましてはマッサージやストレッチなどを様子をみながら行っていきます。

またこの時期ぐらいから痛みの場所が移るということが起きます。

と言うのも最初は患部の痛みが強いですが、次第に患部を守るために周りの筋肉に反映してきます。

はじめ痛いところとは違うところが痛くなったというのは周りの筋肉が患部を守るために硬くなりすぎていることが考えられます。

そちらも合わせて行う必要があり、この時期は積極的に治療をしていきます。

 

ぎっくり腰治療 終期

日にちも経過し、患部の痛みが減ってきたらゴールは目の前です。

できるだけ以前と同じように過ごして頂き、可能であれば散歩なども継続していきましょう。

体をできるだけ動かし痛みのあるポイントを絞って、残っているところを改善していきます。

 

仕事や生活環境などの個人差はありますが、治療が終わるまで3週間~10週間ぐらが目安となります。

 

ぎっくり腰にならなようにする方法

交通事故などの突発的なものと違ってぎっくり腰は防止できるケガになります。痛みが出てからどうこうしても後の祭りなんで、少しのことでもいいので普段から下のことを意識していきましょう。

ポイントは3つ。

  1. 腰の状態に気を配る
  2. 日常生活に気を配る
  3. ストレスをためない

1.腰の状態に気を配る

  • 最近運動不足で体を動かしていない
  • 筋肉が硬くなってしまっている

この状態はぎっくり腰になりやすいと言えます。

ちょっと疲れがたまっているな。と思ったら少し長めのお風呂につかるなどでも対策になりますので、ぜひ行って下さい。

また腰の負担を減らす重要なポイントとして股関節と背骨(胸椎)の使い方・柔軟性がとても大切です。

というのもぎっくり腰になる大半の人は腰もそうですが、股関節と背骨がうまく使えていない人が圧倒的に多いのです。

ですので腰の状態にも気を配るために、股関節・背骨も特に大切になってきます。

 

2.日常生活に気を配る

  • 下の物を取る時に腰を曲げずにしっかりしゃがむ
  • 寝起きにいきなり体を起こさないで、布団の中で体操をしてから起きる
  • ソファーなど柔らかいところに長時間、変な体制で座らない

など日常生活に気を配るのはとても大切です。

細かいことですが、その細かいところの積み重ねで腰の状態というのは変わってきます。

日々の生活を見直して腰に負担がかかりすぎていないかチェックしましょう。

 

3.ストレスをためない

ぎっくり腰とは違いますが、ストレスも腰痛の原因になります。

仕事などが忙しいとリフレッシュする時間も取れずにストレスが溜まります。

時間が取れたら映画や軽い運動などストレスを発散する時間も作りましょう。

 

ぎっくり腰はクセになる?

よく「ぎっくり腰ってクセになるよね。前もやったんだ」というお話をいただきます。

確かに一度痛めた人は何度も痛める可能性はあります。ですが、厳密に言うと腰が悪くてクセになるというよりも「ぎっくり腰になりやすい生活」を送ってしまっているというのが問題となっているのです。

上でも解説しましたが、適度な運動・しゃがむ動作・ストレスの発散などは行えているでしょうか。

 

クセになっているのは腰ではなく、多くの場合生活習慣となっているのです。

本来ぎっくり腰は早く治す意識より、そもそも怪我をしない状態にすることが一番大事なことなのです。生活習慣を見直すとクセなっていたぎっくり腰は改善されてくるでしょう。

 

ぎっくり腰のまとめ

ココがポイント

・ぎっくり腰の治療は初期はテーピングやコルセットで安静、痛みの軽減に合わせて運動が効果的

・腰だけでなく股関節や背骨も重要なポイント

・ぎっくり腰は生活習慣でクセにならないようにできる

ひれがさき整骨院ではぎっくり腰になってしまった患者様に対してテーピングやコルセットを行い、回復に向けて日常のアドバイスを行っています。

また予防したい患者様に対しては背骨や股関節のエクササイズを行います。

ぎっくり腰のテーピングやコルセットのアドバイス、予防の為の日頃の体のトリートメントはひれがさき整骨院へどうぞご連絡下さい。

土・日・祝日も受付(令和6年5月より土日祝日は休診とさせて頂いております。ご了承下さい)をしているひれがさき整骨院は鰭ヶ崎駅から徒歩0分。

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