こんにちは!流山市で土日も受付をしている「ひれがさき整骨院」です!
今回は足首の骨折について解説していきます。
足首の骨折って普通に足を捻っただけでもしてしまうのをご存知でしたか?
足首の骨折について
足首の骨折は骨折の中でも比較的遭遇しやすい骨折です。
と言いますのも足首の骨折は足を踏み外して捻って骨折するケースが非常に多いため、小学生から大人まで幅広い年齢層で骨折する可能性があるのです。
もちろん急な切り返しが多いスポーツで折れることが多いですが、タイミングや捻り方で普通の生活をしていた人が折れてしまうケースもあるわけですね。
↑普通の捻挫は足首の靭帯を傷めます
ここで問題なのが足首を捻って骨折したため本人は骨折したわけではなく、捻挫したと思っていることです。
ですが腫れや痛みがひどい為、来院するケースが多く、そこで骨折かも・・・となり驚くこともあります。
足首に関しては捻ったからイコール骨折というわけではないのです。
足を捻って骨折しやすい部分
足首を捻って骨折しやすい部分は大きくわけて2カ所です。くるぶしか足の甲となります。
くるぶしの骨折は捻挫と同じでくるぶしの前~斜め下あたりを折ることが多いです。
足の甲は外側(小指側)の骨の付け根が筋肉に急激に引っ張られると骨がはがれるように折れます。サッカープレイヤーに多いですね。
足首の骨折の症状
足首の骨折の症状を紹介します。当てはまる人は注意しましょう。
- 腫れが強く出る
- 捻挫よりも歩くのが辛い(必ずしも歩けないわけではない)
- 骨にひびくような痛みがある
- くるぶしの上の骨をトントンたたくと痛みが響く(叩打痛)
特に一番下の叩打痛は骨折特有の症状になりますので、これがはっきりと響くようなら要注意です。
足首の骨折か捻挫か?判断の目安
骨折の判断は?と考えるとレントゲンが一番有用に思えますよね。事実、整形外科に足首を捻ったと言って来院するとほぼ100%レントゲンを撮るでしょう。
それだけレントゲン検査はわかりやすいのです。
ですがどの場面でも有用かと言われるとそうでもないことがあります。実は初期の骨折ではレントゲンでは映りにくいという面もあります。
あきらかな骨折、例えば骨が離れている等がある場合は容易にわかりますが、ヒビぐらいだと判断が難しいことも少なくありません。
では骨折が疑われる場合はどのように判断するのがいいのでしょうか。
それは実際に足の状態を見て、いくつかの骨折の検査を行うことで判断することができます。
足首の骨折の検査方法
ひれがさき整骨院がよくチェックする足首の骨折の判断方法をご紹介します。
叩打痛をチェック
足首の少し上の骨をトントンと叩いてみます。痛みがくるぶしに出るようなら骨折の可能性があがります。
他動運動をチェック
脱力した状態で他人が動かすことを他動運動(たどううんどう)と言います。他動運動の場合、足首の捻挫だと痛みは出にくいですが、骨折の場合痛みを訴えるケースが多くなります。
圧痛をチェック
骨折の場合、はっきりと骨上に痛みがあります。捻挫だと反応が鈍くなり「痛いっちゃ痛い」「痛いかも」といった反応となります。圧痛、押してみての痛みも基本ですが反応を見ることで骨折の判断にとても役立ちます。
骨折と捻挫を間違えることで起こる問題
骨折と捻挫を間違えると当然ですが問題となります。その最も大きな問題が「治りが遅くなる」です。
例えば
骨がくっつきにくい
腫れが取れにくい
スタスタ歩くまで時間がかかる
このような問題が現実的に起こるわけです。
固定する期間、腫れの対策などもろもろ話が変わってくるので、骨折だと思って捻挫の処置をする分にはまだいいですが、捻挫だと思い込むと治りは悪くなってしまうので注意が必要です。
足首の骨折の判断方法おわりに
上記の検査をして足首の骨折が疑われる場合はそれに準じて強度の高い固定を行います。逆に骨折は大丈夫そうだと判断できれば捻挫の対応となるわけですね。もちろん重症の捻挫の場合はそれなりに強度が高い固定をおこないます。
このように初期でレントゲンでは映らない骨折にきちんと対応していく必要があります。
足首を捻り、腫れ等が強く出た場合は早期に対応することで治りの早さも変わってきますが、捻挫と判断して油断すると治りが遅くなったりという問題が出てくるわけですね。
足首を骨折したかも?その日の適切な判断はひれがさき整骨院へご相談下さい。
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